転職体験記!私が行政書士になるまで

~年収アップへの道~

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「膨大な試験範囲」と「難解な法律解釈」が最大のネックに

合格率一桁の現実の通り、行政書士試験の難易度はそう簡単に超えられるものではありません。
稀に一度の受験でサクッと合格出来てしまう方もいるようですが、大半の合格者が2度、3度の受験を経てようやく合格を掴みとっています。

行政書士試験はなぜ難しいのでしょうか?
難易度の高さの背景を少し解説しましょう。


難易度の高さは「試験範囲」と「出題レベル」にあり


タイトルにもある様に、行政書士試験の難易度の高さは「膨大な試験範囲」と「難解な法律解釈」にあります。

まず試験範囲についてですが、法令科目として憲法・民法・商法・行政法・基礎法学が出題されます。
未だ試験対策を開始されていない方であれば「なんだ、これだけ」と思われるかもしれませんが、あなどることなかれ。
憲法、そして民法はそれだけでも膨大な条文数を誇ります。

そして、行政法として一括りにされている範囲については、行政法の一般的な法理論・行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法と、これだけの法令が凝縮されているわけです。
すべてを網羅するだけでも、なかなか難しいと言えるのではないでしょうか。

さらに、試験範囲はこれだけではありません。
上記の法令科目に加え、一般知識として「政治・経済・社会」・「情報通信・個人情報保護」・「文章理解」に関わる問題が出題されます。
こちらは出題傾向が読みにくく、しかしながら基準点をクリアする必要があるということで、行政書士試験の難易度をぐんと押し上げる要因にもなっています。

加えて、行政書士試験では、条文そのものがストレートに問われる出題はさほど多くありません。
多くは注意深く問題を読み込まなければ引っかかってしまうような、微妙な選択肢で、受験生をふるい分けるわけです。

このように、一筋縄ではいかない行政書士試験の難易度を突破するためには、ただやみくもに学習するのでは上手くいきません
次ページ以降でご紹介する、行政書士試験対策のコツを心得た上で、効率良く取り組んでいく必要があります。